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こんにちは。メールマガジン「Something」 編集部のCHOCOです。
「前震」の存在を認識していませんでした。 突然日常を襲った震度7 (4/14-21:26 マグニチュ
ード6.5)が前震で、 2回目の震度7 (4/16-01:25 マグニチュード7.3)が本震だったという気象庁
の見解が発表されました。
今まで、地震発生直後は津波情報を気にしたり、その後数年余震が続く認識は有りました
が、大きな地震の後、それ以上に大きな本震がくるなどとは思いもしませんでした。
二次災害の可能性が高いことから、安否が確認されていない大学生の方の捜索が一旦打
ち切りになったニュースは本当に心が痛みます。冷たく真っ暗な土砂の中から少しでも早く
見つけ出して家に連れて帰ってあげたいという願いも、 人を助けるのが人である以上捜索
ができない、自ら立ち入ることも許されないという現状が辛すぎます。
震度5以上が6日間 (4/14~19)で計17回も多発するなど、 今まで経験したことが無い地
震に驚き不安が広がります。(5/15-24時までの震度1以上:1461回)

政府は、早期復旧に向けた 2016年度補正予算規模を7780億円にすることを5月13日、閣
議決定しました。7千億円の「 熊本地震復旧等予備費 」は、がれき処理や道路・橋の復旧、
被災企業の事業再建支援に充てられ、573億円の「 災害救助費等負担金 」は、避難所の
運営や仮設住宅の建設費用。住宅が壊れた方の再建を後押しするため、被害に応じて最
大300万円を支給する「 被災者生活再建支援 」は201億円、 「 災害弔慰金 」には6億円。
国会審議を経て5月17日に成立する見通しです。
被災地を狙った窃盗事件の横行を受け、 自民、公明両党は、大規模災害時の窃盗罪に
ついて厳罰化する検討に入りました。 (5月10日政策責任者会合) 平時と災害時の線引き
や対象範囲、災害の規模、罪の種類(窃盗、詐欺)等、 課題は多々有りますが、災害時に
付けこんだ犯罪は非道です。 もしかしたら厳罰化は多少の抑止力にしかならないかもしれ
ませんが、その流れがもつ意味は重要だと思います。

被災し避難している子供達が、自らの意思で子どもボランティアとして、避難所の掃除をし
たり、小さな子の面倒をみたり、肩もみをして回ったりしている姿を見ました。何度も襲う大
きな地震の恐怖と不自由な環境の中でも、何かができるはずと考え行動する頼もしさと優
しさに涙してしまいました。CHOCOも何ができるか考えることを続けていきます。

さて、メールマガジン「Something」Vol.125(2016年4月号)も是非ご一読下さい。


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