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メジャー15年 (プロ24年)目のイチロー選手は、 今年スパイクを一新。バランス性や瞬発力などを高めるメカニズムのビモロスパイク (鳥取市/ ㈱ワールドウィングエンタープライズ)の歯は13本。(通常は9本程度) マリナーズ時代4年間チームメイトで、今年再びチームメイトになり「楽しいシーズンになりそうだ」と話していたマイク・モース選手は、イチロー選手の影響を受けている一人。前半戦の最後(後半戦7/17~)にはビモロスパイクを履き始め、その違いに戸惑いを口にしつつも他の選手にスパイクの裏側を見せ、歯が13本あることの効果などを説明。 ジャスティン・ボワー選手も、「履いてみたいんだが・・・」とイチロー選手の通訳にサイズを伝えたそうです。

「(選手という)立場は同じ。僕から何かということは全くない」と、イチロー選手が自ら教えたり指示することをしない姿勢はマリナーズ時代から変わらないそうです。 ただ、来る者には惜しげもなく情報・知識を提供できる魅力あふれるプレイヤー。
「 ~何かを聞いたら親切に教えてくれたんだ。 それからは何か分からないことがあると、彼に聞くようになった。彼に分からないことはなかった」 とマリナーズ時代を振り返るモース選手は、イチロー選手のルーティンや、 試合への準備の仕方を観察するようになったそうです。 また、「全ての打者は、バットケースを持つべきだ」という話をした際、バットが擦れ合って傷がつくし、 湿気もついてしまうからバットケースが必要だと話すイチロー選手に「その通りだ」と相づち打ちながらも、実際にはどうしたらいいか分からない。市販されていないし、バットメーカー担当者と話をしても、いまひとつ要領を得ず、どうしようと思っていたら、 ある日のクラブハウスにイチロー選手とほぼ同じバットケースが置いてあったといいます。 イチロー選手が注文して作ってくれたバットケースを「もう10年近くなるのかな。俺の宝物だ」と今もご愛用。
バットーケースでいえば、開幕前のキャンプ時にイチロー選手のケースに興味を抱いた、ディー・ゴードン選手も同じものをお願いしたそうです。

モース選手も感じているようです。 「意識が変わり始めている」 「イチローの道具へのこだわりに影響されてか、多くの選手が道具を見直すようになった」と。
地道なイチロー選手に、キラキラした眼差しでイチロー選手を慕うメジャーリーガーが居ることが嬉しいCHOCOです。☆ヾ(*´∀`*)ノ゛

さて、メールマガジン「Something」Vol.116(2015年7月号)も是非ご一読下さい。

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