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概要

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車いすの種類 肘高さ前座高座幅全幅全高全長(単位:cm)1. 車いすの種類標準型〈自走用・介助用〉モジュール型リクライニング型電動型標準サイズでつくられた車いすです。ご本人が操作して駆動させる自走用と、介助者が押して駆動させる介助用があります。部品の組み替えや、車輪、シートの位置などが調節できる車いすです。部品の一部が取り替え可能な簡易モジュラー型と呼ばれる種類もあります。ティルト機能(座背角が一定のまま倒せる)やリクライニング機能(バックレストを倒せる)が基本です。レッグサポートの角度調節や頭部の位置調節など、姿勢保持機能を備えたものもあります。電気で駆動する車いすです。自走用と介助用のほかに手動車いすに駆動ユニットを取り付けるものなど、さまざまな種類があります。2. 各部の名称と機能3. 取扱い方法●ブレーキをかけ、アームレストを持ち外側に少し開き、シートの両側に手を置いて下に向かって  押し広げる(指をはさまないように注意する)。アームレスト(肘掛け)※ハネ上げ、取り外し可能なものは移乗の際に便利です。肘を無理なく曲げた高さが最適です。座面※クッション付とそうでないものがあります。フットレスト(足のせ台)※取り外し、スイング可能なものは移乗の際じゃまにならず、立ち上がりの際に足を引き込みやすくなる利点があります。バックレスト(背もたれ)※張り調整ができるものもあります。張りを調整することで、背中の形に合わせて無理のない姿勢を保つことができます。ティッピングレバー※段差を乗り越えるときに介助者が踏み、前輪を浮かせるために使用します。ブレーキハンドリム駆動輪キャスターグリップ/介助者用ブレーキ●フットレストを折たたみ、シートの中央を持ち上げて折りたたむ。●駐車ブレーキの確認→車いすが移動しないように。●フットレストの折たたみ  ※乗降時ステップ上に乗らないよう注意。坂道、段差などでの注意(特に介護する方)●坂道や段差を下る際は、後向きで。●段差を昇る際は、介護者がティッピングレバーを利用して、力を有効に使う。●側溝のフタの隙間や踏切のレールの段差にキャスターが挟まることがないよう注意。4. 車いすサイズ表記乗降時の注意折りたたみ方拡げ方後座高28 車いす床ずれ防止用具車いす付属品歩行補助つえ歩行器スロープ移動用リフト手すり体位変換器徘徊感知機器自動排泄処理装置特殊寝台付属品特殊寝台